2013年08月18日
ダイワ カルディアKIX 2500 分解メンテナンス
こんばんわ。明日から仕事ですね。
僕、正直言って長期休暇なんて3日も過ぎれば飽きちゃうほうなんで、週休三日のほうがありがたいです。
今年の夏休みも、あれやらな、これやらな、と予定ばかり立派で、殆ど何も消化せず終わってしまいました。
悩みのタネは、Evernoteにクリップした200件くらいの仕事関係のWeb記事のタグ付けと仕分けができていない事です(汗)
とは言え、明日はみんなにやってくるので、珍しく消化した夏休みの宿題記事をお届けします。
ブログの正しい使い方、「備忘録の共有」です・・・。
最近、ニューセル買ったんで、旧ルビアスをPE0.3lbを使うライトゲーム用に落としました。
ところが、経時変化する異音が気になって気になって仕方が無くなってきました。
ラインテンションが軽く掛かった状態のステディリトリーブするようになってひどく気になりだして悩んでいたんです。
OHに出せば、きっとBB交換混みで5~6千円オーバーコース。
今更、旧ルビアスにその金額をかけるのか? と。
そこで、せっかくの長期休暇なので、どっしり腰を落ち着けて、自分で分解メンテナンスをしてみよう! を実行に移したのです。
練習台はカルディアKIX2500(笑)
あくまで備忘録なんで、知ってる人には今更な記事で恐縮です。
オイルとグリスは純正を揃えました。
ホームセンターよりヒカリの方が近かったのと、純正じゃないと粘度の使い分けが分かんないので手堅くいきました。
作業台を準備。
僕は不器用なんで敢えて壁の高い、広い箱を準備。いろいろ「飛ばす」からです(笑)
コーヒーをドリップしてストック(カフェイン勝手に解禁)。
コーヒーをドリップしてストック(カフェイン勝手に解禁)。
入院前に、酒を飲みながらCCDにゴミの乗ったLUMIXを分解清掃して組み上げたら、電源オンでレンズが引っ込むというミラクルなデジカメになたった反省でアルコールは我慢(こっちも勝手に解禁してます)。
YoutubeでAcid Jazzをかけて、さぁ作業開始。

僕、ベイルの根元の分解が一番難しいと思ってます(笑)

案の定、このピンを飛ばして5分ほど床とお友達に。
YoutubeでAcid Jazzをかけて、さぁ作業開始。
僕、ベイルの根元の分解が一番難しいと思ってます(笑)
案の定、このピンを飛ばして5分ほど床とお友達に。
マジで心折れそうになったのでみなさんお気をつけください。

ベイル周辺の粗分解。

上の写真の左から2番目のベアリング部はさらに分解すると下記の通り。
ベイル周辺の粗分解。
上の写真の左から2番目のベアリング部はさらに分解すると下記の通り。
カルディアはベアリングじゃなくてカラーですが。

ベイル根元の一方。取り付け位置のログ。
ベイル根元の一方。取り付け位置のログ。
もう片方。ピンのL字の先端は、実際は手前を向いていて樹脂カバーの穴に挿入されます。
こいつが飛ぶんです!!

メインシャフト。スプールを外したらこの状態、っていうのはみなさんご存知の通り。

板バネと樹脂ワッシャ(スプールのスペーサー)、六角(?)のスプリング、メタルのリングを外すと固定用のピンが見えます。
メインシャフト。スプールを外したらこの状態、っていうのはみなさんご存知の通り。
板バネと樹脂ワッシャ(スプールのスペーサー)、六角(?)のスプリング、メタルのリングを外すと固定用のピンが見えます。
(下写真中央)
おはずかしながら、このピンを抜くという工程を知らず、今までスピニングリールを分解できませんでした(笑)
iPhone撮影でピンボケは悪しからず。
取り付けられている順番は下記の通り。
ナットの向きと、ゴムリングの向き。このナットは、あんまり良くはないですけどラジペンでも、回せば緩みます。
いよいよ本体。
マグシールドではないので思い切っていけますね(笑)

このネジは締めトルクが強いので、ぴったりのドライバーを選んでください。

メタルのリング状のパーツの重なり方。

左右に爪が出ているリングを外すと、一枚下に爪無しのリングがあります。
このネジは締めトルクが強いので、ぴったりのドライバーを選んでください。
メタルのリング状のパーツの重なり方。
左右に爪が出ているリングを外すと、一枚下に爪無しのリングがあります。
全部外すとローラーベアリングが抜けます。
大事な部品です。

次のこの奥まったネジも舐めないように注意してください。
次のこの奥まったネジも舐めないように注意してください。
上記の押さえを外すとピニオンギアが抜けます。
ピニオンギア周辺の部品の向き。
あとは見えてるネジを外すだけですが、サイドカバーを外すと、内側に薄いワッシャーがかまされているので紛失に注意してください。
メインギアは「これでもか!」っていうくらいギタギタ。
分解終了! 全部、パーツクリーナーで洗浄しながらの作業だったので結構大変。
でも、初めてでも旧カルディアくらいなら問題なく分解できました。
ただ、近頃の便利なスマフォでもなんでも、「いちいち」写真撮っておくことは強くお勧めします。
今回でも、分からなくなったらiPhoneのフォトライブラリをさかのぼればそのまま作業手順書になっているというのはとても助かりましたから!!(iPhoneが油でべとべとになりましたけどね)
それと、分解は自己責任で行ってください。メーカー保障外です。
どうなってもいい「実験台」で練習してからというのを本当に推奨します。

今度は逆の手順で組み立て。
今度は逆の手順で組み立て。
組み立てになると特殊になるという作業はあまりありません。でもやっぱりベイルの取り付けが一番やっかいなような・・・。
付け過ぎに注意しながら丁寧にグリスアップ。
出来上がり。

こちらは分解清掃してグリスアップしたからといって劇的な変化はありませんでした。
こちらは分解清掃してグリスアップしたからといって劇的な変化はありませんでした。
もとからトラブルがあったわけでもなく、それなりの価格帯の古いリールってだけですので。
ただ、BB単品を転がしてみて「コトコト」いっているやつは特定できたので、BB追加のカスタムをする前に、既存BBの交換をしてみようと考えています。
さ、次は問題の旧ルビアス。
細かな手順は割愛して・・・分解すると・・・
わーーーーーーー

高知県東洋町でキス釣りしてるときに砂浜に竿を倒したときの砂が・・・!!!!!!
高知県東洋町でキス釣りしてるときに砂浜に竿を倒したときの砂が・・・!!!!!!
慌てて流水で洗ったんですが、こんなことになっていたとは。
なんか変だなとは思いながら、そのまま使ってた自分って・・・。
あわててリールハンドルを再度取り付けて穴を塞ぎ、歯ブラシでせっせと砂を落とす。
・・・この中はどうなってんやろ?
わーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほんま、ごめん!!
パーツクリーナーでローラーベアリングを洗浄すると、中から砕けた砂が・・・。
涙を流しながら、洗浄とグリスアップをして組み上げた旧ルビアス。
す、すまん。
もうちょっと僕のために働いてくれ!!
Posted by ハレンチーノ ポッチ at 23:48│Comments(1)
│日記
この記事へのコメント
整備すると愛着が湧いてきません?
いまだにトーナメントXも使ってますが
セルテートより巻き心地いいんですよね~。
いまだにトーナメントXも使ってますが
セルテートより巻き心地いいんですよね~。
Posted by @2106 at 2013年08月19日 01:47
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